THE KEEP CAST ザ キープキャスト

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<ノースフォークコンポジット>ブース展示品情報

いよいよ週末に迫ったKEEP CAST 2018。今回は現行の製品やプロトタイプだけでなく、初の試みとして激しく使い込まれたロッドも展示する予定。

右がほぼ365日湖上に出るプロフェッショナルガイド舞木くんのロッドで、左がほぼ毎週末湖上に出るサンデーアングラー近藤テスターのロッド。

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365日・・・というのはさすがにちょっと大げさな表現で、現実には恐らく年間250日前後ではないかと思います。ただ「365日湖上に出る」と言った方が断然面白いので本人の了承を一切得ることなく、勝手にキャッチコピー化して使ってます。

そして、毎週と言ってもテスター近藤も働き盛りの40代なので、冠婚葬祭や仕事など、現実には52週、湖上に出ることは不可能。なので、52日未満のはずですが、シーズン中は泊りがけで釣りに行くことも多いので、申告ベースでここでは年間釣行日数50日とさせて頂きます。ただ、テスター近藤も厄年以降、釣りのし過ぎで腱鞘炎になったり、靭帯痛めたり「シンドクなってきた」らしい・・・まぁそれでも多くの皆さんよりは釣行日数は多いはずです。

そんな二人のロッドを展示します。

そんな激しく釣りまくる二人ですが、年間250日対年間50日で見ても、まずコルクの色が違います。写真には写っていませんが、色だけではなくて、形状も違っていて、キャストを繰り返した結果、舞木プロのロッドのリアコルクは削れ、手の形に合わせ変形しています。

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さらには、エポキシのコートも違います。左のテスター近藤のロッドにはまだまだクリア感が残っていますが、365日湖上に出る舞木くんのロッドについては・・・ほぼクリア感なし。でもまぁ、250日 x 2年間にわたり太陽光を浴びた結果なので、こんなものかと。人間なら暗闇に同化するくらい真っ黒に日焼けしているはずです。

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そして、ガイドのラッピングスレッドとコーティング。ここもサンデーアングラーテスター近藤のロッドにはまだまだクリア感が残っていますが、舞木プロに至っては・・・です。ご覧の通り、多くのロクマルにグイグイと竿を曲げられた結果、クラックも入っています。

当社では、柔軟性に富んだエポキシ樹脂を使っていますが、それでも大きい魚をバンバン、毎日のように釣っているとこうなるんです。というか、500日釣りした後のロッドなので、この程度で済んでいることの方が奇跡的。

で、最後に、一番大事なことは、両方ともブランクには一切問題がないこと。使い始めた時と変わらぬキャスタビリティとリフティングパワー。複数本使っていますが、二人ともロッドを折ったこともありません。

「展示品」という意味で決して美しい類ではありませんが、これもロッドの真実かと思います。是非、使い込まれたロッド達も見に来て頂きたいと思います。